年齢と体型
今年42歳の私。35歳を過ぎたころから、疲れが中々取れなかったり、寝付きが悪くなったり、決して病気ではないのですが、体調が悪いことが増えてきたような気がします。
もともと食べることが大好きな私は20代と同じ食欲で40代まで来てしまったおかげで、すっかり肥満体形。
これではいけないと、ダイエットするもリバウンド続き。
テレビでコレが痩せる、と放送されれば飛びつき失敗の連続。
ところが、何をしなくても緩やかですが体重が徐々に落ち始めたんです。
特につらいダイエットをしているわけではありません。
何を変えたのかと言いますと、食事を和食中心に戻しただけなのです。
白米や玄米を主食として、お味噌汁、お新香、副菜・主菜は野菜や魚中心。
凄いでしょ!食事を和食に変えただけで体重が落ちてしまったんです。
素人の私が思うには、和食にしたことで同じ食材を使った料理でも、油の量は激減しますし、よく?むようになったんです。
煮物や焼き物が多い和食は油はほとんど使いませんし、素材を生かした料理で歯ごたえのある食事になったんだと思います。
でも、たまにはハンバーグやパスタも食べますよ。
ただ、そういう食事にした時は歯ごたえのある根菜サラダなどを最初に食べてある程度満腹中枢を刺激してから食べるようにしています。
そうすると、不思議なことに最初からハンバーグやパスタを食べるよりも、すぐにお腹がいっぱいになっちゃうんです。
この方法なら食いしん坊の私にストレスはかかりません。
「美味しく食事をとって健康的な体にならなきゃ」人生楽しめませんもんね。
メタボリックシンドロームと健診
現代日本、飽食の時代に次々と増えているメタボリックシンドロームという病気は、思ったより深刻なものである。
糖尿病などの腎疾患に発展し、一生透析が必要な身になる可能性がある。
かくいう私もメタボリックだったこともあった。
小学5年生のころ、学校の健康診断で「肥満」であると評価された。
私は背も小さく、太り気味であったことは自覚していたが、数値として、または病気の予備軍として判断された時はさすがにショックを受けた。
病院で臨床検査や血液検査を受けて、食生活を改めるように指導された。
その時に初めて「管理栄養士」という仕事を知ったのだ。
その時に受けた印象は、「面倒くさいなあ…」といったところである。
その人のことではなく、自分のすること自体だ。
食生活調査というのはなかなかに面倒なもので、自分が食べたものをいちいち記録するのである。
パンやごはんであれば「8枚切り1枚」「子ども茶碗1杯」などでいいのだが、野菜や肉・魚の場合、いちいち計量する必要がある。
そうこうして半年ほど治療(というよりもアドバイスというような感じだった)を受けた結果、見事体重は減少し、脂肪肝も解消されたのである。
一番効いた治療は「牛乳を一日コップ2杯までにする」ということである。
これは私がもともと牛乳を飲みすぎだったことが原因でもあるが…。
おかげで今は健康体で生活できている。
一番長生きすることができるという「BMI 22」を維持している。
たった半年で病気のリスクをぐんと減らせるのだから、ぜひ気になる人は健康診断を受けて、自分の生活を見直してほしい。