高校卒業してからずっと働いていた。
あの時は働くことが楽しくて、家に居るより会社の方が楽しかった。
仲良しの同期もいて仕事の帰りに飲みに行ったり、休みの日に旅行や買い物。
四六時中一緒にいた。

初任給をもらった時とっても嬉しかった。
母にたくさんのプレゼントを買った。
とっても喜んでくれた。
喜んでくれるお母さんの顔が見たくて仕事を頑張ろうと思った。

でも仕事はとっても大変。
今まで好きなことをやらせてもらい、好きなものを買ってもらった。
それはすべて親が働いたお金でしてもらっていた。

あの時は当たり前のように甘えていたが、自分が働くようになってからありがたみが分かってきた。
今は職業難。
働き口がなくなったらお金がなくなる。
お金がなくなったら生活できなくなる。

もちろん自分の好きなものも買えないし、下手したら食べ物も食べれなくなってしまう。
楽な仕事なんてない。
だけど自分の為、家族の為に働くということは大切なこと。

働く人々

仕事が嫌い?働くのが嫌い?

仕事が嫌いな人と働くが嫌いな人はイコールではないと思う。
だけど、働くのが嫌いな人はそもそも「仕事」には向いていないと思う。
働くのは嫌いではないけど、今の仕事は嫌いって言う人は結構多いんじゃないかと思う。

職業に貴賎なしとは言うけど、実際に人から羨ましいと思われる仕事とそうではない仕事はある。
人が羨むような職業についていても、働いている本人がその仕事が嫌いで嫌いで仕方がない場合もある。
今の仕事を嫌いになる原因は人それぞれで、どうしたら好きになるかなんて言う答えはない。

ただ言えるのはどんな仕事に就いても、仕事を嫌いになる人はそもそも働く事が嫌いな人が多いと思う。
働くことが好きな人は、辛かったり、きつかったりする仕事の中にも楽しみを見つけるとこができる。
働くことが嫌いな人は、どんな内容の仕事でも「仕事」言う位置づけになってしまうと楽しむ事ができなくなってしまう。

楽しむ事が出来ないから、どんどん仕事が嫌いになり、どんどん働く事が嫌いになる。
嫌いな事でも生活の為に、生きる為に働かないといけないから、我慢して仕事をしている人がほとんどだと思う。
なんで、自分がこんな事をしなくちゃいけないのか。と感じる事も多いと思う。

仕事を自体を楽しむんじゃなく、終業後や休暇の楽しみの為に仕事をする。
その楽しみの為に、前向きに仕事をこなすだけでも少しだけ仕事が楽しくなる場合もある。
楽しみの為に仕事を早く終わらせる方法を考えると、仕事の効率化に繋がって、それが評価され給与が上がる場合もある。

こうした事を積み重ねて、だんだんと仕事自体を楽しむ事ができるようになるんだと思う。