ちょっとしたことが気になって
日本にせ世界にせよ歴史に関する知識が乏しいことを理解している。
実際に、それほど興味ももっていない。
それでもテレビ番組を見ると、時代劇の中で出てくる歴史上の人物にまつわるちょっとしたことがきになってしまう。
NHKの大河ドラマにせよ、韓国の時代劇にせよ、同じように歴史をひも解いて番組に仕立てている。
どちらも、さほど歴史を曲げてまでは、台本を面白くしようとは思っていないはず。
だからこそ、これらの番組から得た歴史的な知識は、間違っていないと思っている。
しかし、ここに大きな問題がある。
歴史は、流れがあって、それに合わせて覚えていくから、何となく状況が把握できる。
ところが、テレビ番組は、ある一部の時代だけにスポットして、描いているので、2作目をみたときにそれが、どこに当てはまるのかが分からなくなる。
初めのうちは、そんなことはお構いなしだったのだが、あるとき、それが無性に気になりだした。
韓流がブームになったと同時に多くの韓国の時代劇が日本に入ってきた。
日本が武将の話を中心に時代劇を組み立てるように、韓国の場合は、王室を中心に組み立てているようだ。
これらが日本で放映されるにあたって、歴史上の順番などお構いなしである。
日本であれば、まだ、日本史という学科の中でそれなりに勉強するので、何となくわかっている。
が、となりの国とはいえ、韓国のことはほとんど知らない。
次第に、あの番組とこっちの番組とはどっちが古いんだっけなどといった疑問で頭がいっぱいになる。
そんな私を韓流好きの伯母が助けてくれた。
一体どこからそんな情報を得るのかときいたところ、テレビ番組の雑誌のあちらこちらに書いてあるコラムからなのだそうだ。
もちろん、本文自体がメインなのだが、コラムの内容のほうがインパクトがあると話してくれた。
なるほど、と納得である。