家庭の問題や受験のストレス
私の反抗期は中学3年生の頃で、家庭の問題や受験のストレスも重なり、毎日イライラしていたと思います。
私は父が嫌いでした。
いつもうるさくて偉そうで、休みの日に家に父がいると、本当に不快でした。
当時父は浮気をしていたようで、頻繁に外出をしていました。
母には悪いと思いますが、このままずっと向こうの女のところに行っちゃえば良いのにと思っていました。
また帰ってきては説教をたれる父に、人の事言えないだろうと毎回言い返し、喧嘩することも日常茶飯事でした。
喧嘩をしている父と私の後ろで黙り、何も言わない、行動しない母にもとてもイライラしました。
その頃は早く家を出たいと思っていました。
好き勝手やっている父にいちいち口出しされる意味が分からなかったし、煮え切らない態度の母にもウンザリしていました。
今ではここまで育ててくれた親には感謝していますが、なんでこんな親の元に生まれてしまったのだろうと毎日思っていました。
しかし実際に行動に移す勇気もなく、そのまま高校に進学させてもらいました。
そんな私を当時守ってくれたのが、3歳年上の兄でした。
兄は大学進学を決め、授業とバイトの合間をぬって、私の息抜きに付き合ってくれました。
どんなにピリピリしていた私も、兄の前ではいつもの私に戻ることが出来たと思います。
またそんな兄を見習って、私も大学を出て、早く自立しようと心に誓いました。
それから父の浮気も落ち着き、徐々に家族内のわだかまりはなくなっていったように思います。
しかし今でもあの頃の気持ちは忘れることは出来ません。
反抗期とは誰にでも訪れるものかもしれませんが、私の子供が出来た時には、こんなくだらない事で悩ませたくはないです。