空気を読めないやつ
普段から仲良くしている人でも、空気のよめないやつはいる。
小学生でもわかるだろう、この空気、というときでさえ、あからさまに空気を読まない発言をするのである。
腹ただしいを通り越して、悲しくなってくる。
人との会話を楽しむ時間は、心地よいと普段から思っている。
あまり深い話をせず、世間一般の話や、ちょっとした愚痴を話す。
たったそれだけのことで、心の重みがちょっと軽くなったような気がする。
たんに軽い冗談をいったときに、それは違う、と話を深堀りしようとする人がいる。
ある程度は付き合うものの、次第に周りもしらじらしい空気が漂ってくる。
そうなると、あとは、空気を読めないやつだというみんなの視線を一身に受けることになるのだが、本人は決して気づかない。
テレビのバラエティ番組などで、このような状況jになるのは、なんら問題はない。
かれらは、単に台本通りに演じているにすぎないからである。
しかし、現実の世界となると、社会性を疑われる。
単に空気が読めないということだけで、社会性が足りないのではないかと言われてしまう。
それほどに、その場の空気をよむということは、人が人と付き合うなかで不可欠なことなのである。
たまにおこるのならまだいい。
毎回だとしたら、自分がどういう立場かを客観的に見てほしいと思う。
しかし、それに気づくことすらないだろうし、残念ながら、よっぽど仲が良くない限り、指摘することはないと思う。
空気が読めない人
学校や会社などある程度の人数がいる組織には、だいだい一人は「空気の読めない人」がいる。
空気の読めない人は、自分が空気を読めない事で誰かに迷惑がかかる場合がある事に気づいていない場合が多い。
そして悪気があるわけでもない。
自分が空気を読めていないことに気づいていない場合も多い。
うっかり空気を読めていない不用意な発言や行動をしてしまい、周りから非難されて初めて「やってしまった」事を気づく人もいる。
私の知り合いでもこういうタイプの人がいる。
本人には全く悪気がなく、むしろ良かれと思っての行動だったりするのだけど、不快な思いをする人がいたり人に迷惑をかけている場合がある。
そして、それをその場で指摘するとまたまた空気を読まずに行き過ぎた謝罪が始まるってどんどんその場の空気が悪くなる場合もある。
だから、その場ではなく後から指摘をする場合も、言わなきゃよかったと思う程に反省し気に病む。
こういうタイプの人に「空気の読み方」を覚えてもらうのは不可能に等しいと思う。
失敗を繰り返して「以前こういう場合にコレをしたらNGだった」という感じで学習をしていってもらうしかないと思う。
そしてこういうタイプの人とうまく付き合っていくには「空気が読めない」事を個性の一つとして受け入れるしかないと思う。
空気が読めない言動にイライラするのではなく、ネタの一つといて考えるくらいの余裕を持つことと、適度にスルーをすることが大切だ。