流産の結果とその後

地元の男友達、小学校と中学校の同級生であるM君が、彼女と別れた。
この破局について、女友達グループから非難の声が上がっているようだ。
なぜかというと、M君がお付き合いしていた女性は、妊娠していたそうだ。
順番が逆にはなってしまったが、入籍する予定だったんだとか。

しかし、残念なことに流産してしまった。
彼女の体調、そして精神的にダメージが大きなときに、M君は別れを告げてしまったのだ。
つまりM君は、彼女のお腹に子どもが宿らなかったら、結婚など考えていなかったということ。
それが流産という結果になってしまったから、別れを切り出したということだ。
結果論だし、当人たちにしか分からないこともあると思うが、このことについて、非難されている。
私は、男性側の立場で考えてみる。
ただ付き合っていただけの彼女を妊娠させてしまったので、責任を取るつもりで入籍しようとプロポーズした。
本当はまだ独身でいたかったのに。
と思ったら流産したから入籍しなくても、いいよね。
ということだったんだろう。
女性のことを考えると流産のあとの精神的ショック状態を支えるのはM君の役目だと思うが、でもそもそも子どもができなければ結婚したいと思われていなかった女性ということだ。
遅かれ早かれ、このような別れが待っていたのかもしれない。
こんなことを発言すると私まで非難されそうなので口をつぐむが、女子会の間でしばしM君の話題になってしまうので、なんとなく複雑な気分だ。
自分が元彼女だったらどうだろうか。
M君を選んでいたら、今後も何か大きなトラブルのたびに彼は逃げ腰になるかもしれない。
そんな男だと分かったのが結婚前で良かったと思うかなきっと。

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