習い事は必修科目か
今年42歳になった私。
私が子供の頃に私自身も含めて周りで習っていた習い事と言えば、お習字、そろばん、ピアノなど。
習い事も週に一度程度で一つ二つ程度の習い事が普通だったと思うのですが、今の子供達はどうも違うようです。
まず、自分の娘が何を習っているかと言いますと、2歳から英語教室。
3歳から水泳教室。
5歳からはピアノ。
6歳からは国語と算数の通信講座。
中学校に入ってからは国・数・英の学習塾。
週に5日も習い事があるんです。
これが決して多い方ではなく普通。
私の頃では考えられないような習い事、ダンスやスキーなども習っている子がおり、スキー教室は週末にわざわざ遠くの教室で習いに行くなんて言うお友達も。
この習い事は一つ一つが決して安くないレッスン料。
なぜこんなに習い事が増えているのか?それは学校の勉強だけでは目指すところに行けないから。
公立の小学校に入る前に受験する子供が増えているのは確実で、わざわざ良い教育を受けさせるために引越しまでする家もあるんですって!
こんなテレビドラマに出そうな事まではするつもりはありませんが、確実に小学校・中学校の授業時間は減っているように思います。
小学校の授業参観に行けば、劇の鑑賞や音楽の発表会がほとんどで、国語や算数の授業を見ることは数回。
なぜ見せないのでしょう?見せたくないのでしょうか?娘たちの授業参観で国語や算数の授業を2度ほど見ましたが、「わかる人!」と先生が発して手をあげた子を指すのではなく、名前の書かれたカードをトランプ代わりにして、先生が引いたカードに書かれた子に発言させたり、いちいちグループ(班)で答えをまとめて発言するなど、個人で競って手をあげるようなことは減っているようです。
協調性や平等は大事だと思いますが、勝った、負けたというのを子供のうちにある程度経験させてあげるのも大事だと思います。