仲良くなった頃バイバイ
マーフィーの法則ではないですが、なぜかなかよくなったころにバイバイの時間ってきますね。
仲良くなるまでに時間がかかったとしても、すぐに仲良くなったとしても、うまく人間関係がいくようになるとバイバイ。
これって不思議なことだと思いませんか。
子供たちの様子を見ていると、初めはお互いに警戒していたように思います。
お互いのおもちゃを貸しあったりはするものの、ままごと一つにせよ、どの役をお互いやりたいのかがわからないのです。
子供たちの間にも人間関係を気にすることがあるのですね。
ちょっとした気遣いをする子供たちに脱帽です。
そんなこんなしているうちに、次第にうちとけてくるのか、距離がだんだん縮まります。
気づくとちょっとした口げんかをするほどに仲良くなっているのです。
そして、その仲のよさが絶好調の時に、帰る時間がやってきます。
これって不思議なものですね。
どんな人とでも、仲良くなったり、話しやすくなったころに、時間が来てしまいます。
田舎に帰ったときにも、母が孫たちと気兼ねなく遊ぶようになったと思ったら、帰る日になるのです。
人間関係の難しさは、十分わかっているので、せっかく仲良くなったのにという気持ちが強くなってしまいます。
楽しかったことを考えて、また会うことを約束するのが、いつものパターンですね。
この名残惜しさがまた、いいと思いませんか。
そうはいっても次回あった時は、またちょっと距離が広がって、また、仲良くなるまでの時間が必要になります。
そう考えるとちょっともったいないですね。
転勤引っ越しに伴う転校のこと
私は幼いころに広島から千葉に引越をしたのですが、それは父の転勤が理由で、父の会社の社宅に入ったのであまりわずらわしいことはなかったみたいです。
その後、両親があたらしくマンションを購入して小学校3年生の時に転向しました。
引越は新しい家に住めること、自分の部屋が持てることなどうれしいことが沢山だったけれど、やっぱり転校は子供にとってはちょっと複雑でした。
とくに、私が通っていた小学校がとってもアットホームな小学校だったので、おなじような感じなのかちょっと緊張もしました。
実際に転校した日、先生はよそよそしい感じで、あまりなじめませんでした。
それでも、数日のうちに仲の良い友達もできて、楽しく過ごせるようになりました。
子供にとって、学校が人生の中心ですからどのくらい学校生活を満喫できるかはとっても重要なことになります。
そんな意味では私は初日から数日間、とても不安な日を送ったけれど、ちゃんと友達もできて楽しく過ごせたので良かったと思います。
けれども残念なことに私が5年生ぐらいにクラスに転校してきた男の子は、あまりクラスに馴染めませんでした。
彼の場合は、アメリカから引っ越してきたので学校生活自体がぜんぜん違ったみたいでひとつひとつ学んでいかないと行けなかったり、日本語は話せたけれど、漢字はぜんぜんできなかったので国語の授業は大変だったみたいです。
そう考えると、日本国内での転校だから私はよかったんだなぁって思います。